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美術愛住館
〒
160-0005
東京都新宿区愛住町2-5
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TEL
03-6709-8895
OPEN
11:00-17:00
(入館は16:30まで)
CLOSED
月~木(「呼応する / Koō-suru」期間中)
展示替え期間
冬季・夏季休館日別途設定
展覧会
夜明けの荒野を走ってー池口史子×碓井ゆい展
2025年7月4日(金)~8月3日(日)
東京藝術大学キュレーション教育研究センターは、洋画家・池口史子と現代美術作家・碓井ゆいの二人の日本人女性アーティストによる展覧会を、池口がかつて生活し、創作活動を行った美術愛住館(東京・四ツ谷)で開催いたします。
池口は、1960年代に東京藝術大学で油画を学び、長く作家・経済評論家の堺屋太一の妻として知られるなかで、1988年にアメリカ北西部とカナダの国境沿いの小麦の穀倉地帯を堺屋と旅しました。そこで目にした風景との出会いを機に作風を一新し、90年代に独自の表現を確立します。また2012年には女性洋画家として初めて日本藝術院会員となりました。
一方で碓井は、社会や歴史の見過ごされがちな事象を、丹念なリサーチを通して掘り起こし、刺繍やパッチワーク、アップリケなど手芸を使った作品を中心に発表してきました。
本展に際して、碓井は、池口と同時代を生き、90年代に池口の個展に触れてキルトによる創作を本格化させた、とある女性の物語を展開します。本展では、その女性が訪れた架空の池口の個展会場として、美術愛住館1階ギャラリーを中心に池口の画業の転機となった90年代の作品を展示します。また3・4階の元居住スペースとアトリエでは、物語のなかで生み出されたキルト作品が碓井によるテキストと共に展示されます。
池口の絵画と碓井の手芸を媒介とする現代美術。時代と表現手法を異にする二人の作品は、日本社会のなかで創作活動に携わる者のみならず、さまざまな場所で自分の道を切り拓いてきた女性たちの姿と重なることでしょう。二人の作家が見つめ、走り抜けてきた「夜明けの荒野」とその先に見える光を、ぜひご覧ください。
*本展は、東京藝術大学キュレーション教育研究センターと〈みずほ〉が2023年度から実施している共同研究プロジェクト「アートとジェンダー研究会」の事業の一環として実施されます。
関連イベント
◎アーティストトーク
《碓井ゆい(アーティスト)、聞き手:難波祐子(キュレーター)》
7月13日(日)14:00-15:00
◎ガイドツアー(所要時間約30分、定員15名)
7月26日(土)14:00〜、15:00〜
7月27日(日)11:00〜、14:00〜、15:00〜
事前予約フォーム:
https://forms.gle/oxHXJa2FDU2qSx5W9
過去展覧会
呼応する / Koō-suru
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2018年12月12日(水)~2019年2月24日(日)
平成30年度企画展「堺屋太一監修 万国博覧会展」
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所蔵展-池口史子の世界-
2018年6月6日(水)~7月29日(日)
開館記念展 池口史子展
2018年3月17日(土)~6月3日(日)